いよいよ2024年も幕を迎えようとしています。いつも当ブログをお読みいただいている方々に感謝の意を表したいと思います。
新コーナー?
さて、最近ブログを見返していて我ながらそれなりに充実した内容だなと思う反面、基本的に長いなと思いました。同じルートで登山や自転車旅を計画している人には参考になるだろうと思いますが、電車の中とか寝る前のベッドの中とか酒を飲みながら適当に眺めるにはちょっと分量が多いなと思いました。知らず知らず校長先生ムーブをかましていることに気付きました。
そこで私の好きなブロガーさん達の記事を参考に、1話完結型のコラム的な記事も書いていこうと思い、今回はその第一弾です。
多趣味のススメ
私は趣味という概念を知った子供の頃から多趣味だったと思います。あれやこれやに興味を持ちやすく、すぐ冷めるものもありつつ比較的一気に深みまでハマるタイプです。現在進行系で趣味と言えるものは自転車と登山、カメラに筋トレ、エレキギター、最近はここに英会話と釣りが加わりました。
もちろんそれら趣味の中でも2大大黒柱がブログタイトル通り山と自転車で、いずれも歴が長く熱量も一貫して強く、行くとこまで行った感じがあります。
↑私が本格的に登山を始めるきっかけになった登山です。
休日は晴れれば山に行くか自転車に乗るか釣りに行くか(最近)、朝早くから動けない日や天気がイマイチな日は筋トレ行ったり家でエレキギターの練習をしたり、遠くのスーパー銭湯まで自転車で行って目がいかれるまでキングダムを読んだりしています。
あとは基本オタクなんでその気になれば1日中アニメを見るとか推しのライブ映像見るとかで全然過ごせますね。
パンがないならケーキを
趣味が複数あることのメリットは自分の好きなことがたくさんあるので「山に行けないなら自転車に乗ればいいじゃない!」「雨で出られないならギターで遊べばいいじゃない!」というアントワネットイズムでいつでも好きなことをして過ごせることです。
趣味①ができない、気が乗らないなら趣味②を、それも違えば趣味③を。状況に応じて色んな遊びに切り替えられるのが良いところ。特にアウトドアマンなら雨の日用の趣味を何かしら一つ持っておくと人生が捗るでしょう。私の場合はこれは主にエレキギターが担当しています。
まあ楽器はたまに触るくらいじゃ楽しいほど弾けないので、毎日最低10分の指エクササイズして維持していますが、このくらいの投資で雨の日がタダで遊べるなら安いもんです。また私の親友の1人は雨の日用の趣味でプラモデル制作をしていますが、必然的にコツコツ作業することになってちょうど良いそうです。
これしかない、はむしろ危険?
そう、趣味とはつまり心のよりどころであり人生の依存先。「私にはこれしかないんだ」という精神は驚異的な成功を納めるのに必要かもしれませんが、失敗すると燃え尽きて心を病んでしまったりメンがヘラったりするわけです。本来楽しむべきものだったのに追い込みすぎて辛くなったり嫌いになったりするわけです。
また、趣味の世界においてはその趣味を唯一神的に崇めるようになると、世界の全てを知った気になり自分が正しいと勘違いして周りの人を迫害したり傷つけたりする側になったりするわけです。
一つ失っても他に生きがいがある、そんな人生の方が楽じゃないですか。
趣味は自由だ
ギスギスしている登山界隈とかマウンティングで地獄絵図と化した自転車コミュニティとかを見ていると心から思います。たかが趣味なんだからもっと自由に、適当にやれば?と。
「たかが」趣味、という暴言が実は私にとってはとても大事な考え方です。人生を彩るため、楽しむためにやっていることなんだから、それがストレスになってまでやる必要はないということ。
もちろんギターとか自転車とか、楽しむためにはある程度やりたくないことをしたり練習したり本気で打ち込まないといけない趣味もあります。が、貧脚でも下手でも楽しいと思える部分はあるわけで、「ハマったら本気でやる」「このくらいの楽しさで十分と思ったらそれでいい」のが趣味というもののはずです。
趣味だから、色々やっていい
「ちゃんと」その趣味に打ち込んでいる人からすると、こうしたライトユーザーや新参者が目障りに見えることもあるかもしれませんが、趣味の世界なんてみんなが各々好きにやってれば良いんです。良い意味で乱暴な言い方をしますが「たかが趣味」なので極めたってそこに何があるでもないじゃないですか。
極めたい人もいればかじりたいだけの人もいる、でも共通しているのはその趣味を楽しんでいるということ。周りに迷惑をかけたり危険なことをしない限りはネガティブな干渉をし合う必要はないでしょう。
だから、興味を持てることがあればとりあえずやってみたらいいです。たかが趣味なんだから本格的にやらなくたっていいし逆に極めてもいい。極める悦びがあるなら、色々ひとかじりずつすることで得られる悦びもあるのです。
登山興味あるならまずは電車で行けてスニーカーで登れる低山に行ってみる。スポーツ自転車が気になるなら中古のクロスバイクとかで十分世界は広がります。何か楽器に興味があるならエレキギターはおすすめですね。天候に関係なくできて、賃貸集合住宅でも夜も練習できますし3万円くらいの入門セットで一生遊べます。筋トレも何もボディビルダーみたい身体を目指さなきゃいけないわけではないし、少しずつ成長するのが数字で分かるのは結構自己肯定感上がりますし、運動するとメンタルが安定して仕事にも生きてきます。
あと私も始めたばかりの釣りですが、最近のダイソーの釣具の充実具合が半端なくて、実際結構釣れるらしいので案外ローコストで始めやすい趣味になっています。
あとは文章を書くのが嫌いでなければブログもおすすめですね。何が良いって一番は自分が見返して面白いんですよね。このブログのコンセプトは「じじいになって死の間際の病床、楽しかった思い出を振り返るためのツール」なんですけど、すでに2,3年前の記事とかでも懐かしくて面白いんですよ。あとその時々の思考回路や記憶から抜けてた事象とかがまるまる残せるんで備忘録になります。
趣味の相乗効果
あと趣味が増えてくると意外と道具が流用できたり、他分野の知識や技術が生きてきて相乗効果を発揮することがあります。自転車×登山とか登山×渓流釣り、とか自転車×釣りとか。加速度的に世界が広がります。
あとは私は機材厨なのでその界隈の機材が分かるようになっていくのが楽しいんですよね。買うものがなくても登山用品店、自転車屋、釣具屋は居るだけで面白いし読んで楽しめる雑誌とか本も増えてどんどん時間が足りなくなっていきますが…。
広く浅く万歳、もっと自由に楽しく色んな趣味をやりましょう!