山と自転車

登山や自転車をはじめとした多趣味ブログ

【四国登山&サマポケ聖地巡礼旅③】ブロンプトンと一緒に直島〜女木島〜男木島を1泊2日で巡ってきた① 2025.09.07-08

日本百名山に登りつつサイクリングしつつ瀬戸内海の島巡りをしてアニメの聖地巡礼をする高密度旅、いよいよ島巡り編に突入!

Summer Pockets聖地巡礼は別記事を参照あれ。

www.mount-road.com

計画の概要とday1,2 はこちら

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高松港から直島へ

剣山登山を終え高松で一泊。翌日はフェリーに乗って直島に上陸する。直島は草間彌生の作品をはじめとしたアートの島として広く知られているが、アートを解する感性など持ち合わせない私の目的はサマポケである。

Summer Pockets

summerpockets-anime.jp

原作はノベルゲーム、2024年からアニメが放送されたSummer Pockets通称サマポケ。個人的には高校時代にドハマリしたLITTLE BUSTERS!以来久々のKey作品で、正直最初は日々のギターの基礎練をしながらBGM的に観てみたのがはじまりだったのだが、前情報を一切入れずどっかの島が舞台かーとぼーっと観ていてハッとなったのがこのシーン。

海に小さい島が浮いている感じ、これ瀬戸内海じゃね??小豆島??と思ったのが最初。すぐさま調べてみたら直島という小さな島が舞台になっていることを知って一気に身近に感じたのだった(別に瀬戸内海の住人でもなければ住んだことすらないのだけれど、いつか住みたいくらい大好きな場所なのでまるで地元が舞台のような気持ち)。

朝一番8時発のフェリーに乗るつもりだったけれどホテルで目覚めてからどうにもかったるくてついダラダラしてしまったので10時の便に乗ることにした。さすがに前2日間の移動&登山疲れが効いてきた。あとはなんと言っても暑さ。そういえばいつもこの時期は高山縦走が基本だったから下界で焼かれ続ける旅は久々の経験だ。

一人旅に若干の寂しさを感じつつある最近だけど、こういう自由度はソロならではでいいよなぁと思う。

フェリーに乗って

小豆島の時の高木さん・ヤドンフェリーとはまた異なるアート寄りのフェリー。

フェリーのデッキにはたくさんの椅子。これは良いサービス。太陽に焼かれるのがキツイといいつつフェリーに乗る時はずっとデッキで過ごしてしまう。

なぜならフェリーは最も旅情をかき立てられるから。

遠のいていく陸地を背に波に揺られてこの身一つ別の土地に渡っていく。最も気軽に旅の気分を最大限味わえるのがフェリー。何度乗ってもやっぱりイイ。たぶんフェリーという交通手段自体が好きなんだと思う。

瀬戸内海の島はたくさん巡った気でいたけれど、到底網羅できそうにないくらい無数に島が存在している。この景色は本当に瀬戸内海ならでは。定期的に…というかむしろ日常的に見ていたくなる景色だ。

走行データ

聖地巡礼がメインだったので2日間で島の概ね半分くらいをぐるぐるしていた。せっかくだから島に泊まったものの、ご覧の通り距離は短いので直島を巡るだけならば時間的には日帰りでも十分可能。むしろ翌日女木島男木島に行くのに一度高松に戻らなければならないことを考えると、高松に連泊して荷物を置いて身軽に回った方が良いまである。あくまで効率的に聖地巡礼するのであれば、だけれど。

宮浦港

サマポケ民には非常にピンとくるカットでスタート。

早速一度見たら忘れない草間彌生氏のアート作品。てっきり氏の出身地なのかと思っていたけれどそうではないらしい。AIによるとこういうことらしい。

benesse.jp

住宅街を散策

タイトルの通りサマポケの聖地巡礼をしつつの観光だったので一般観光客はあまり行かなそうなところを多数訪ねることになった。まずは港を背に左に曲がってすぐの住宅街。

駄菓子屋のモデルとなったお店。残念ながら現在は休業中。

続いて再び港に戻って今度は右回りに海沿いを進む。

普通は右側の下っていく方向に進むが私は左の住宅地へ。

アニメでめちゃくちゃ見覚えのあるカット揃いで感動しかない。こういう普通の住宅街はなるべく滞在時間が短くて済むように心がける。うるさくしないのも当然。

その点私はソロ巡礼者ゆえ騒がしくなりようもないものの、不審者扱いされないうちに速やかに退散する。

すごくおこがましい言い方だけれど、瀬戸内海に来ると帰ってきたという気持ちになってしまう。気づけば毎年複数回訪れる地となった。

れいだーんの池へ

いつもなら島の外周をそのまま走るのだけれど、れいだーんの池に行くため途中で内地の方に入っていく。これはその道中にあった巨大ゴミ箱のアート作品。

れいだーん。やはりここはすでに数人の巡礼者たちがアクスタを持ったりアングルを合わせながら写真を撮っていた。特に景色が良いわけでも散策スポットがあるわけでもないのでサマポケ民でなければ不要かな…

プールへの夜道

冒頭で述べた、ある意味サマポケに強い興味を持つきっかけになった景色。ここは普通の住宅街…ですらもはやなく、道も行き止まりなら小さい畑があるのみなのでマジで普通は絶対来ない場所。先人も良く見つけたな…ありがとう。

直島Noodle

先の写真を撮った後は近くにある直島Noodleにて昼食。ここは結構最近オープンしたばかりだそう。

夏季限定の冷やしラーメンと温玉ご飯をいただく。正直そんな期待してなかったけれどめちゃくちゃ美味かった…ここは直島再訪があれば必ず来よう。

加藤家

加藤家こと民宿石井商店。現在は宿泊予約を受付停止していたので残念ながら外から眺めるのみ。

加藤家と反対方向を向くとこれまた見覚えのある景色。

こういう民家の隙間から見える海。海沿いの街というか瀬戸内海特有の景色。

しろはの釣り場

いつ行っても魚影が濃い瀬戸内海。5月のしまなみスオイチに引き続き釣り道具を持参し、例の釣り場へ向かう。

潮が引いている時間帯であれば砂浜を歩いて辿り着くことができる。

き、きたぁぁぁぁぁ

根掛かりはしやすいものの地形的にはなかなかに優れた釣り場である。早速仕掛けを投入してみた。

すると、子どもサイズながらなんとマダイがヒット!10cmくらいなのでリリースしたけれど、こんな簡単にタイの姿が拝めるなんてさすがは瀬戸内海。今回は釣れること重視で生きエサの中では見た目的に最もハードな部類の青イソメを事前に入手しておいた(直島には釣具屋がないので高松で手配しておく必要がある)。今までの疑似餌とは食いがぜんぜん違う。投入するたびにほぼ必ず当たりがあるような状態だった。

自転車×釣りは良い魚が釣れてしまったときの処理や持ち帰り問題があるけれど、リリース前提ならば対して荷物も要らないのでアクティビティの一つとしてオススメ。

エサを使い切って納竿し、うみちゃんキービジュアル風に1枚。日没の方角が違うのでAIで太陽を合成したのだけど、騙す目的でもう少し自然に作ったらホントに見分けがつかないと思う。良いことなのか悪いことなのか…

海辺の宿 波へい

1泊6000円で利用したこちらの民宿は

海沿いというかもはや浜辺に建っているレベル。

共用スペース

贅沢に一室貸し切り。この日は宿泊客が私1人だったので事実上1棟貸し状態。窓の外はゼロ距離に海が見える贅沢立地。

水中格闘技の浜へ

宿から自転車で15分ほど、本日最後の巡礼箇所の琴弾地(ごたんぢ)海水浴場へ。

RBで追加された海の家と

天善がワカメを被っていたりしろはのじいちゃんと闘ったりする例の浜。なるほどこれだけワカメが打ち上げられていれば確かに思わず被ってしまうのも仕方がない。

なかなかのサンセット。

そして帰り道には竹藪に続く怪しすぎる道を発見。ちょうど今旅の出発直前にリゾートバイトを観ていたので興味本位で足を踏み入れるのを躊躇ってしまった。いつもならちょっとくらいは入ってみるのだけれど。

海っ子

小さい島とはいえ炎天下でグルグル走り回っているとそれなりに疲れる。最後は宿から自転車で数分の鉄板焼屋で〆ることにした。

夜釣り

〆ると言いつつ徒歩5秒で堤防があってすぐセッティングできる釣り道具もあって…という状況が揃ってしまっているので迷った末もう一度竿を出すことにした。自分でも本末転倒感あるけれど「やりたいかやりたくないか」は関係なく「可能か不可能か」によって行動が支配されている。

つまり、疲れていて釣りなんかいいから休みたいと思っていてもこれだけ条件が揃っていたらいかなければならないのだ。長らく物理的に可能かどうかだけで山行を強行してきた弊害だ。

ダイソーの100円ブラクリと200円で売っている常温保存のイカでトライ。1,2回アタリはあるも青イソメに比べると断然渋い感じ。

酒を飲んだあとのこれ。いくら足場が広く安定しているとはいえ落ちて死んで他の釣り人の迷惑となって批判されるやつだぁ……20分くらいで満足して納竿。

八幡神社

翌朝、高松10時発の女木島フェリーに乗るため8:40発の高速艇を目指して出発。その直前、Googleマップを開いた際に鴎と訪ねる神社に行っていないことを思い出した。

参道は登りで何気に長い。なんとかカット回収。

ブロンプトンは高速艇には乗らない

八幡神社に寄りつつも首尾よく港に到着。そしてここで予期せぬ事態。

いつも通りブロンプトンを畳んで輪行袋に入れて肩がけの状態で乗り込もうとするとスタッフの方「中身はなんですか?」私「折りたたみ自転車です」ス「自転車はダメなんですよ」私「この大きさでもだめですか?」ス「自転車はダメなんですよ」と。

Xでは私の書き方も良くなかったので「これだから自転車乗りは」という批判的な反応もいくつか貰ったが、別に乗せてもらえないなんておかしい!と主張したわけでは全くない。大前提として輪行は鉄道・航空会社その他の好意によって認められているものであるから、納得しようがしまいがダメと言われればそれに大人しく従う意外の選択肢はないのである。そんな文句言うなら全面禁止にします、とならないように文句を言ったり必要以上にゴネるのは止めましょうマジで。

小さいから特別にOK、とすれば巡り巡って自転車持ち込みOKだった事例があるらしいという事実が独り歩きをしてロードバイク輪行でゴネる輩が必ず現れる。それを防ぐには機械的に自転車は禁止とするしかない。正確な意図はわからないものの私はこう解釈した。

ブロンプトンはその小ささゆえ、ロードバイク輪行はダメな場所でも今まで当たり前にOKをもらい続けてきていたのに甘んじていたというのが反省点。

話を戻して、ゆえに自家用自転車ありで直島泊をする場合、10:00高松発の女木島行きフェリーに乗ることは不可能なので、あまりいないと思うが自転車輪行で聖地巡礼を計画している人がいたら注意されたい。

直島に別れを告げつつ、高松12:00発のフェリーまで時間が生まれたのでうどん屋に行ったり高松周辺の観光をすることを決めた。臨機応変、それが旅なのである。

女木島・男木島編に続く。