山と自転車

登山や自転車をはじめとした多趣味ブログ

自転車乗りが30代になってオートバイに乗ることにした話

きっかけは①義父のモンキーに乗らせてもらったのが面白かったこと②最近やっている自転車×釣りが案外ハマってこないため、駐車場問題をクリアしつつ移動先でアクティビティをするのに適した移動手段が欲しいと思ったこと、です。もうすぐ父になるというタイミングで普通は逆に乗らなくなるタイミングだというのも理解はしています。しかし、何事も若いうちに動くが吉というのが私のモットーでありますので善は急げが行動原理。

このブログはあくまで登山と自転車ブログなのでバイクの記事を書いていくつもりはありませんが、「自分には自転車があるしバイクは乗らないだろう」と思っていた私がどのような経緯でバイクも乗ることにしたのか。どこかの誰かの参考になるかもしれないと思って書いてみました。

バイクと私

これまでいとこの原付を借りたことがあるくらいでバイクとは無縁で来た私ですが、幼少期にはよく父親のバイクにタンデムして遊びに連れて行ってもらっていました。当時の父はバイク通勤をしてたこともありバイクというのは身近な乗り物でした。母親が教習所に通っていた時には教習所の託児所からコースを眺めていた覚えもあります。当時は間違いなくいつかバイクに乗りたいと思っていたと思います。

父親のバイク事故

私が小学校高学年になるかならないかくらいの頃、父が通勤中にバイク事故を起こしました。ク◯ネコ◯マトのトラックの左折に巻き込まれる事故だったそうで、車体の下敷きになりヘルメットは真っ二つだったと聞いた覚えがあります。幸い命に別状はなく後遺症の類も残りませんでしたが、それを機に父はバイクを降りました。それ以来、漠然と私たち兄弟は「お前たちはバイクは止めとけよ」と言われて育ちました。

自転車と車があれば十分?

中学時代に現在の私の原型である「自転車で遠くに行くこと」にハマり、さらに高校時代からクロスバイクとロードバイクに乗るようになって趣味としての自転車に目覚めました。

人生初のクロスバイク

大学は地方の車社会だったので一瞬維持費が安く燃費も良いバイクを考えましたが、ありがたいことに親からも祖父からも普通自動車免許の教習費用を出してもらえたのでそれよりもまず車、でした。のちの山仲間にバイク乗りが居たのでたまに興味をそそられつつも、当時は慢性金欠病により普通二輪の教習費用はもちろん、単車を買うことなど選択肢にも上がらない経済状況だったため特に動きはなく学生時代を終えました。

自転車とバイクの分岐点

以前書いたか定かではありませんが、社会人になってコロナ禍が始まった頃に一度本気でバイク免許を取りに行こうとしたことがあって、教習所の申込みの直前まで行きました。

大学に入ってからは住環境の変化から自転車の意欲を失ってしまい、たまに運動としてロードバイクに乗る程度で自転車趣味からは離れていました。社会人1年目もそんな状態だったので、コロナ禍で時間が出来たこと、国からのまとまった給付金が来たことで、いよいよバイク免許を取ろうと決心したのです。

バイクに乗ったら自転車に乗らなくなるのではないか

それでもギリギリで教習所申し込みを止めたのは「バイクに乗ることで自転車という趣味を失ってしまう」ことを恐れたからでした。自転車という乗り物の素晴らしさを存分に感じている私ですが、まだこの時点ではバイクは「少ない労力で遠くに行ける二輪」ということで自転車の上位互換のように考えていました。バイクに乗るようになったらより不便な自転車には目もくれなくなってしまうのではないか。その一心が防波堤となり、最終的には教習所費用を元手にずっと欲しかったブロンプトンを買うことにしたのでした。

www.mount-road.com

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このブロンプトン購入で自転車熱に再び火が灯ったことで現在の私が構成されました。我が生涯においてここがバイクと自転車の分かれ道、point of no returnになったと思っていました。

自転車にのめり込んだ日々

それからはロードバイクも新調したり妻のジト目を横目に増車したりと、どんどん自転車にのめり込んでいきました。自転車という趣味があまりに面白くてバイク欲が沸かなくなりました。特にある程度お金が使えるようになってからは、輪行でありとあらゆる場所を愛車で走れるようになり、自転車という乗り物に乗っていなければ見られなかった景色や経験をたくさん積み重ねてきました。こんなに楽しくて身体にも良いとなれば最強の趣味であることは異論の余地がありません。

ブロンプトンで利尻島へ

何度行っても幸せなしまなみ海道

Tyrell FSXで阿蘇ツーリング

それでも無くなりはしなかった好奇心

生涯の趣味として自転車を選んだ身。もう袂は分かったのだ。その思いで意識的にバイクを遠ざけていたのは正直あります。山仲間がバイクにザックを括り付けて山に入っていく姿や、私が時間と体力という自転車ゆえの問題により断念したツーリングルートを快走する姿。

羨ましく思うことがありつつも別世界の話だなと思っていました。同じ二輪だけどぜんぜん違うよなぁと。移動できる絶対的な距離とスピードの違いがあり、何より人力かそうでないかという違い。私は生粋の自転車乗りとしてバイクでは絶対に味わえない楽しさが自転車にはあると確信していますが、であれば逆もまた然りではないか、という疑問を持ちました。

数年前にブロンプトンで利尻島や稚内を旅した際に、仲間たちはバイクで北海道のロングツーリングをしていましたが、一度の旅で道南から道東さらには北端まで、そんな広範囲を移動する旅は自転車では組めません。楽しさは置いといて移動できる絶対的な距離の違いがあるからです。思えばこの時が「バイクってどうなんだろ」と再び思うようになった最初のきっかけでした。

全然別物ということは

バイクの方が速くて荷物が積めて長距離の移動ができる。だからその全てに劣る自転車には乗らなくなってしまうのではないか。というのが以前の私の懸念事項でした。しかし「バイクと自転車は全然別物ならば両立させることは可能である」ということが論理的に導かれます。

教習所までの道程

かくしてバイク免許を取りに行くことにしました。私の趣味に寛容な細君もさすがに最初は反対し、今でも良い顔はしないものの最終的には諦めて認めてくれました。義父がかつて複数台のバイクを乗り回していたこともプラスに働いたようでした。

<反対の理由とその反論>

①危ないから

→自転車とはいえ同じ2輪で公道を長年走っているので危険予測・かもしれない運転には自信がある。この歳ならイキって飛ばして自爆する可能性も低いだろう。どうせ乗るなら若くて身体能力が高いうちに始めた方がより安全である。

②飽きて乗らなくなる

→そうかもしれない。そうなったら売って差額分で人生経験を積んだと思えば良い。君が正しかったと認める。

③バイクは頭の悪い人が乗っているイメージがある。夫がそっち側になって欲しくない。

→それは正直思う。しかし例えば師匠やHG氏など安全に年相応に付き合えている人もいる。

安全対策

バイク事故に関するYouTubeを見漁って、バイクは速度超過による自損事故やすり抜け時、交差点での危険予測不足による事故が多い=予測して動ければ防ぎうるものが多い、ということを知りました。自転車で培った危険予測運転の精度をさらに上げていこうと思った次第です。

社会人になって自転車趣味を本格的に再開してから心がけているのが、動いている車に対するすり抜けを絶対にしないこと、トラックはいかなる状況でも先に進ませること、交差点進入時の徐行・右折車への全集中です。

高校生の頃は俺のほうが速い!とばかりに車の左側をすり抜けまくっていましたが、車側になってめちゃくちゃうっとおしくて腹が立つことを知ったので渋滞で完全停車している時以外は車を超さず、車同士と同等の車間距離を取るようにしています。トラックは父親の仇でもあるし、私自身も学生時代に幅寄せをくらいふっ飛ばされたことがあるので最注意対象です。トラックとタクシーはそもそも安全運転技術を全く信用していないのでもはや近寄りません。

詳細は下記のnoteで書くことにしますが、ヘルメットは安全性重視でフルフェイス、乗車時はプロテクターもしくはバイク用エアバッグの着用を基本としていくつもりです。

詳細は別サイトで

という感じでバイクに関する記事を書いていくと誇り高き「山と自転車」のノイズになってしまい気づけば山と二輪に改名しかねないので当ブログでは最初で最後の記事となります。備忘録としてnoteで教習の経過などをまとめているのでもし興味があれば見てみてください

note.com