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【ディスクロードバイク】カーボンディスクホイール探しの旅① 【HUNT 44 Aerodynamicist】

クロモリオーダーバイク用にカーボンホイールを探す

現在の私のメインバイクはTREK DOMANE SL5(2021)で、ホイールはmavic ksyrium sl discを履いています。そして今年は昔からの夢だった自転車工房エコーにてオーダーしたtada車を組むのでホイール探しの旅に出ました。その結果イギリスの新気鋭メーカー、HUNTのホイールが選ばれました。

tada車オーダーについてはこちら

www.mount-road.com

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オーダーしたtada車はクロモリフレーム+カーボンフォーク、ディスクブレーキ車なのでフレームセットの段階で重量はそこそこになるので、他のパーツ類でなるべく軽量化を図ります。

私はカーボン信者ではありませんがリムの消耗を気にしなくて良いディスクブレーキ車なので、せっかくならカーボンホイールを試してみることにしました

どんな趣味の世界にも沼が存在すると思いますが、ロードバイク界隈特にホイール沼は本当に厄介でした。これまでは見た目と重量とリムハイトくらいしか見ていませんでしたが、調べるほどにスポークの組み方、素材、本数に始まりハブがどうとかリム幅がどうとか、要素があまりにも多いことを知りました。途中調べるのが本気で嫌になるくらい疲弊しました。最終的には以下のような条件を設定しました。

ホイールに求めた条件

・リム素材:カーボンリム 

・リムハイト:40~50mm

・リム幅:19mm以上

(・スポーク穴がなければ嬉しい)

・スポーク:スチール ストレートプル

・クリンチャータイヤ、チューブレスレディ両方が使える

・ハブ:こだわりなし

・重量:1500g以内(実測で1550g以内)

・価格:15万円以内

自分は比較的重量級ライダーで、ヒルクライムは苦手、ケイデンス90-100くらいがちょうど良く平地の巡航は35km/h前後くらいです。ディープリムは見た目がカッコ良くなるだけでなく30km/h以上の高速巡航がしやすいと聞きいたので、その効果が体験しやすいリムハイト40mm以上のホイールを探すことにしました。ちなみにディスクロードの場合概ね50mm以上をディープリム、40前後はセミディープという感じらしいです(諸説あり)。

暇さえあればSNSやインプレ記事、個人ブログを読み漁って疲弊しきった頃、50mm以上は重量・剛性増と横風の影響が強い、万能に使うなら45mm前後が良いのではないかと結論づけました。50mmなんて豪脚じゃなきゃ重いだけという意見もあり、安牌な38mmはディープリムのカッコ良さが足りない気がしました(重要)。そのため中間の45mmくらい、という極めて日本人的な結論です。

リム幅は新ETRTOの19mm以上としました。チューブレスレディもそのうち試してみたいと思っているので太い方が汎用性が高いです。リムテープ不要なmavicのリム面が美しかったのでできればホールレスが良いところ。

スポークはステンレス、アルミ、カーボン製があり、順に高価で高剛性になります。先端が曲がっているベンドスポークと曲がっていないストレートプルスポークがあり、前者の方が汎用性が高く安価、耐久性は後者に劣るという特徴があります。

スポーク破損は経験があり、修理が非常に面倒だったので運用面を考慮してステンレスでストレートプルにします。カーボンスポークは非常に興味がありましたが輪行で死ぬほど気を遣いそうなので見送ります。

ハブもこだわるべき派とそこまで分からない派がいるようで、例としてはCampagnoloのUSB, CULTベアリングは一般人が分かるほどの性能差があるのか、など、それだけで本が書けそうなくらい深い世界のようなので手を出さないことにします。

情報に疲弊した頃だったこともあり、「15万出せば回転性能がひどいのが付いてくることはないだろう」と結論付けました(思考放棄)。

重量に関しては1500gが自分の中の基準になっていて、カタログスペックで1500g切り、実測1500前半くらいであれば良いかなというところです。ここさえクリアしてくれていれば迷わず見た目大好きなシャマルカーボンにしていました(シャマルカーボンは1585g)。

ホイール性能は決して重さだけでは語れない、とはいえ15万円出して今履いているksyrium sl disc1575gと変わらないというのは気持ちがワクワクしなかったのでダメでした。

調べて知識が付くにつれておのずと候補は絞られていきましたが、Youtubeのホイール紹介動画(コスパch、AD藤本氏、をよく見ます)なども参考に、最終的に残ったのは以下の3つでした。

①Cog's 手組みホイール ability c

通販で良く利用しているロードバイクショップコグスのオリジナル手組みホイールです。リムハイトは35, 38, 40, 45等、様々なラインナップがあり、上記の条件を唯一全て満たしていたホイールです(45mmハイトで1435g、11万円台)。今回購入したHUNTの注文ギリギリまで悩んだホイールでした。インプレ記事や実際に使っている人の評価が少ないですが、つむりさんが愛用ホイールとしてブログで紹介していたのでクオリティは問題なさそうです。

それでも今回見送ったのは公式サイトの写真が少なく実物のイメージがしづらかったことと、調べているうちにHUNTにより興味を持ってしまったからでした。

しかしコグスの手組みホイールのスペックは調べた中で群を抜いていて、HUNT購入後も気になり続けているホイールの一つです。

②Prime BlackEdition 50

自転車乗りおなじみwiggleのオリジナルブランドで、50mmカーボンディスクホイールで1502g、91800円(2022年9月セール中現在)という驚異のスペックです。予算15万でも安いに越したことはない…と一度決めかけたホイールです。見送った理由は先述した日本人的思考です。"50mmはちょっとこわいからもう少し低めで…"

③HUNT 44 Aerodynamicist

白羽の矢が立ったHUNTです。全く知らなかったメーカーでしたがYoutubeでイギリスの新気鋭メーカー、コスパ最高、と紹介されていて、調べてみると普段よく参考にしているブログで詳細なレビュー記事を発見したのをきっかけに、購入するに至りました。

cannonball24.com

続く

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