Nikon Zf
アウトドアシーン以外の旅行や普段使いで愛用しているNikon Zf。クラシカルな外観に最新スペックが詰まったフルサイズミラーレスカメラで、想定以上に気に入ってどんどん活躍の場が広がっている。
上記の記事でも書いた通りなるべく外観を損ねないようなアクセサリー選びを心がけていたのだが、SNSでレザーケース付きのZfの写真を見かけて物欲が刺激されてしまい半ば衝動的に購入してしまった。
TP original ボディーハーフケース ブラック
TP originalは高品質なカメラのレザーアクセサリーを開発するため2010年に設立されたという台湾のメーカーで、Zfに限らず様々なメーカーのカメラに対応したレザーケースを販売しており一定の評価を得ている。

高級感のある外箱に開ける前から期待が高まる。商品自体が良ければ包装はむしろコストカットしてほしいという意見も見られるが、必需品でなく嗜好品なのだからこういった体験は重要だ。


中身はケース本体とケースの収納袋。横のネジはケースをカメラ本体に固定するものである。

さっそく装着してみた。Zfの写真はZfでは撮れないというジレンマがありiPhoneで撮影。ピントはケースの方に合わせるべきだったけれど雰囲気は伝われば幸い。

後ろから。かなりしっかりした作りのケースで質感は良いのだが、底面がかなり厚いため装着すると一回り大きくなったような感覚がする。今では慣れたけれど一番最初はかなり面食らってしまったくらいには存在感がある。

そんな分厚い底面はケースを装着したままバッテリー・SDカードの抜き差しができるよう設計されている。

底蓋がガバッと開くようになっていてバッテリーやカードの脱着は非常にスムース。私はあまり気にならないがZfは底面が樹脂性で安っぽいという批判がよく聞かれるので、ケースの存在はその解決策の一つとなるかもしれない。
Peak Designマイクロクラッチとは相性が悪い

あともう一点よく聞かれる不満であるグリップ問題。このレザーケースはブリップ部が少しかさ増しされるので若干ホールド感も良くなる気がする。
私はZfに対するグリップ問題において外付けグリップを付けることに非常に抵抗があるので、個人的にはPeak Designのマイクロクラッチが最適解だと感じているが残念ながらこのレザーケースとは相性が悪かった。見ての通り装着することは可能なのだけれど、ケースの底面の厚みが加わるために最も長くして装着しても指がきつくなってしまうのだ。

しかしZfにさらに重厚感が増してなんとも色気がある。元々Zfを選ぶ人はある程度道具としての使い勝手よりもモノとして所有する喜びだとかアナログ感を楽しみたいとか実用面に影響しない官能性を求めているはずなので、こういった外観に関わるアクセサリーは相性が良いように思えてくる。

元々ある種の官能的な雰囲気を纏っているZfだけれど、レザーケースを装着するとさらに高次元のものとなるような気がする。旅先でテーブルに置いたZfをふと見た時にいいカメラだと幸福感を感じられる。
それでもたまにケースを外すと一回り小さくなったように感じるくらいには存在感があるので今後ずっと使っていくかはなんともいえないところ。実用性より官能性を重視しているとはいえ、私にとってはマイクロクラッチが使えなくなるのは大きな痛手だからだ。
旅行時にはネックストラップを常に使うことで解決したがやはりネックストラップなしで軽快に動きたいときもある。上手いこと使い分けていければと思う。